幸せな日常生活を過ごしたいのに、家庭の中で女性ばかり我慢をするケースはよくあります。特に、仕事をしながら家事と育児をしている女性に見受けられます。なぜなら、仕事をしているのに家事と育児を一手に引き受けているために、負担が偏ってしまう傾向があるからです。このような状態が続くと、心身の疲労が溜まって健康を損ねる不安があります。家庭の雰囲気が悪くなりますので、我慢しなくて済むように工夫をすることが大切です。
まずは、掃除と洗濯、炊事という基本的な家事を徹底的に分担したり、負担を軽減したりする方法がおすすめです。トイレや風呂などの水回りも対象にして、掃除の分担を決めましょう。週に一度、一斉に掃除をする時間を設定すれば、不公平感がなくなります。洗濯の負担を軽減したいなら、乾燥機を導入したり、クリーニングを上手に活用したりする方法が有効です。アイロンをかけなくて済む素材の衣類を選ぶこともポイントです。また、炊事は家族の健康を考えて行うべきですから、手間を省いても栄養価を満たせるように工夫しましょう。大量に作り置きの総菜を作っておいたり、ミニトマトやパセリなど調理が簡単な食材をそろえたりすると重宝します。外食をする場合には、和定食など栄養バランスが取れているメニューを選びましょう。
尚、保育園の送り迎えを交互に担当する方法は有益です。集団生活における子どもの成長ぶりを実際に見ることによって、親としての自覚を促されます。